2013年04月23日(火)登録
香月が惹かれた風景展 / 香月泰男美術館
香月が惹かれた風景展 / 香月泰男美術館 「旅はしないよりした方がよいと
旅を終わって仕事場にすわって私は私なりに思う。」

香月泰男画伯が残した言葉の通り、1956年のヨーロッパ遊学を皮切りに1966年には渡米、晩年には頻繁に国内外を旅行していたそうです。
「単調ともいえるここ山陰の片隅の風景も私にはモチーフ天国」と語る香月画伯は、けっして田舎に引込んでいては仕事ができないと思い旅に出ていたわけではありません。
「別な世界の田舎も見たいという単調な思いつき」
「余命が少なくなったから、命のあるうちにいろいろなものを見たい」
香月画伯を旅に駆り立てたものは、その強い好奇心だったのかもしれません。
そして、各地を訪れる中で画伯は心動かされる多くの景色に出会いました。雄大な山や太陽、人間の暮らしが感じられるような夜景、ヨーロッパの街並みなど、画伯が惹かれた様々な風景をモチーフとして描かれた企画展となっておりますので是非足を運んでみてください。

◆期間/3月30日(土)〜7月22日(月)
◆開館時間/午前9時〜午後5時 ※入館は午後4時30分まで
◆休館日/毎週火曜日 ※祝日の場合は開館
◆入館料/一般500円(400円)・小中学校200円(150円) ※未就学児は無料。( )内は20名以上の団体料金。

【問い合わせ先】
香月泰男美術館
〒753-3802
山口県長門市三隅中湯免温泉
TEL.0837-43-2500 / FAX.0837-43-2577